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無線のシズルーJI1KZN

musenbiyor.exblog.jp

イマドキの無線遊びはムード?無線ぽっさ、らしさ:無線のシズルが大事 JI1KZN/ひがしやまとFT620

1日の終わりに80mラジオ1-V-1に灯を入れるのが日課になってきた。
真空管を再生検波に使ったラジオの、緩やかな立ち上がりで奏でる独特のノイズが、どこか懐かしく、私の無線の楽しみの原点と繋がる・・・いささか懐古的ではあるけれど、この辺りが私にとっては替えがたい愉悦で和む。
先日、「クリスタルコンバーター」を組み上げた。80mを親にして40mを受信することができるようになる。
今は出れることが当たり前だが、当時は聴けることが初めの一歩、そこからが全ての始まりだったから私の周りの学生ハムは他バンドへ繰り出すために競って自作にいそしんだものだ。

回路は今井さんの「作りながら理解するラジオと電子回路」から。
この本で私は今さら聞けない?再生ラジオの原理とクリスタルコンバーターの仕組みを学んだのだ。
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部品のほとんどはジャンク部品、ちょっとみすぼらしいケースのトップカバーにはハムフェアで頂いた台湾の連盟のシールを貼ってみた。
オシレーターを使って動作確認せずに、いきなり1-V-1に繋ぐ・・・7Mcにこれているだろうかーこの手さぐり感も懐かしい・・・聴きこんでいくと明らかにバンドの空気感、雰囲気が違う。
極端に強い80mの信号は受けてしまうようだが、ちゃんと40mを受信している。この簡素な装置で、7Mc帯のハムバンドはもとより海外放送を聴けるようになったのが嬉しい。

この受信ラインに、40mの送信機「AYU40」を組み合わせて交信を成立させるのが次なる目標。
キャリブレーションをとってスタンバイさせてみると、さすがに3.5を親にしたオートダインは、ゲインもそこそこあるし、さほどふらつくことなく短いQSOであればいけそう・・・課題はフィルターレスだが、これは、運次第?と、やりがいと捉えるのがいいかも。
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# by web-mat | 2014-10-09 07:25 | 自作
こちらで前にご紹介した・・・
http://musenbiyor.exblog.jp/20690623/
80m再生ラジオ1-V-1には大変苦労させられた。
か細くは受信ができるものの、どうにも再生がかからずゲインがとれない。
回路を点検して、電流をはかり、再生コイルをまき直しを繰り返す・・・
煮詰まりながらのある晩、これが最後とコイルを組み込んで、それでも鳴き出さないラジオを前に、妙に吹っ切れて、放棄を決め込んで、そのままシャックで寝てしまった・・・朝方、私はジェットエンジンの様なノイズ音で目が覚めることになる・・・なんと通電しっぱなしのラジオが再生ノイズを奏でている・・・
時間を費やし完成させ音だしの愉悦という王道を満喫できず、諦めて放棄すると決めると動きだしてしまう・・・報いはまっすぐには戻ってこない…私にとってこの趣味ではよくあることだ。
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この12BA6は30年前の管で、長時間エージングしたつもりだったが、それは充分ではなかったというのが実のところだろう。
でも・・・無線の神様が、眠りこけている間に降りて、自作機に命を吹き込んだ?-と妄想する方がこの趣味としては楽しい・・・。

再生式にあまり期待をしていなかったけど、使い込んでみるとかなりいい。感度、安定度ともに申し分ない。
うまく再生をかけて復調すると、吸い込まれるような?聴こえ心地が魅力。
これは70年代のOMがかつてしたように?クリコンを付けて40mに殴り込みをかけたくなってくる(意味不明・・・)。

それまでは私は、ちょっと浮世離れした?幽霊のようなしゃべり方をする80mのOMの深夜談義に夜な夜な耳をかたむけている。



# by web-mat | 2014-09-13 22:56 | 自作
半年以上放置してしまいました。
無線のモチベーションは、停滞気味でありながら、もの創り、小さいことを少しづず進めておりました。コメント、メールを頂いた方々には大変失礼いたしました。
わずかならが、再開していきますので、どうぞよろしくお願いします。

# by web-mat | 2014-09-07 22:25 | おしらせ
先週の降雪で停電にみまわれた。
何回か給電が滞り、回復するたびに冷蔵庫が唸りをあげる。そのスパンが徐々に長くなりついに電力を5時間ほど失うはめに。
家の外に目をやると街路も光がなく、強くなる降雪で外出も阻まれる。電力を失った我が家は軽い孤立状態へ。私は秘かに高揚する。
私はむかしより、低気圧が近づくとちょっと高揚するタイプだ。
ながーい下りのジェットコースター、台風の夜のような気分になる。
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VX7に灯を入れるとバンド内は結構にぎわっている。
市内の局から情報をもらうと、停電は市内北側に集中して、南から復旧しているよう。
あまり意味がないのだが、市内の地図を広げ指でなぞって場所を確かめたりしている。
「当局は組み上げポンプゆえ、水を貯めています・・・」「電話もネットも切断中です・・」「当局の家の前に東電で車両が止まって工事中」VX7から聴こえるその口調はどこか少し高揚している。
停電の雪の夜、みんな遠足の前の日の子供のようだ。


# by web-mat | 2014-02-16 13:35 | 無線日和
仕事を終えて、ホテルの小部屋へもどる。静寂に包まれると出張先で自分の時間を実感。
着替えてぼっとしていると、無線機から音声合成でのコールの読み上げが響く…無機質なホテルの一室で聴くととてもシュールだ。
PTTを押すと、数キロ離れた大学の屋上に置かれた小箱が反応して私の信号をWWWへリレーしていく・・・私はここにいる・・・狼煙(のろし)をあげるようなものだ。
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この日は私の狼煙を捉えてくれて?、山梨、福井、岩手の友人と交わる。その内容はスケジュールやWXの交換などささやかな交信だ。一般の方はWXの交換にこの趣味の閉塞を感じるらしいが、岩手の午後のしっとりした雪模様を伝えられると、それはそれで独自の臨場感を伴って私はとても和む。
旅先に居て、遠方の友と交わすささやかなひと時・・・私にとって旅無線の醍醐味だ。
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名古屋城の天守閣よりの眺め・・・濃尾平野に上がる狼煙を妄想してみる。
狼煙は、放つ煙の色、順列を通信手段として、その飛距離は150kmを超えたとのこと。
知恵を絞って離れた者同士で交わる・・・これは人が潜在的に求める本能のようなことかもしれない。



# by web-mat | 2014-02-03 11:09 | たび無線