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無線のシズルーJI1KZN

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イマドキの無線遊びはムード?無線ぽっさ、らしさ:無線のシズルが大事 JI1KZN/ひがしやまとFT620

サンテグジュペリ 「南方郵便機」「夜間飛行」

東京は真夏日のような陽気で、無線とは離れて自転車にでも乗ろうと思ったけど、あまりの暑さにしり込みして、庭で過ごすことにした。
本を読みながら昼寝っていうパターンがいいかと思いつつも、やっぱり?無線機が傍らに。
スモールワンダー社のSW-40:CW 40mトランシーバーで、昨年組み立ててワッチ専用に使っている。適当なアンテナをつけても、結構よく聴こえる。
モールス練習中の自分としては、モールスは符号ではなくBGM的に意識をすることがある。符号はわからなくても、CWの信号をワッチしていると、その音調からかーいかにも無線っぽいシズルを感じることがあるのだ。これがCWをマスターしてしまうと、符号として理解してしまうだろうから、こうした妙な感覚は今だけのささやかな楽しみといえるかもしれない。
さらに無線のムーディー?な楽しみには、デジタルのチカチカしたリグは不似合いで、こうした小さなレトロな顔つきをした?自作機がよい。

SW40のBGMで読む本は、サンテグジュペリの「南方郵便機」や「夜間飛行」、これは40-50年代の複葉機の飛行士の話しで物語の中で無線がいい味をだしている。
なかでも嵐を避けるため上空においやられ複葉機・・・燃料がつきはじめ、満天の星と悪魔のような暗雲に挟まれて、最期の連絡を無線でとるシーンが何度読んでも泣ける・・・
サンテグジュペリ 「南方郵便機」「夜間飛行」_b0163129_18124645.jpg

こちらがサンテグジュペリさま、渋すぎサンテグジュペリ 「南方郵便機」「夜間飛行」_b0163129_20441216.jpg
by web-mat | 2009-04-11 18:18 | 本!本!本!

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