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無線のシズルーJI1KZN

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イマドキの無線遊びはムード?無線ぽっさ、らしさ:無線のシズルが大事 JI1KZN/ひがしやまとFT620

SHUREの愉悦

45度下の視点でハムフェア会場をさまよっていると、段ボールの中のマイクが目に入った。
クラシックなフォルムと小ぶりなサイズ、ライトグレーが自分好みだ。無数の傷があり、カールコードはベトベトな状態。やれかたは半端ではないが、私はかねてからKWM-2Aで使う、クラシックスタイルのマイクを探していたこともあり、ワンコインで手中に・・・

会場で仕事仲間と談話中に披露すると、それは1920年からのアメリカの老舗マイクブランドのシェアーのもと知ることに。さらにロゴなどから、クラシック・シュアーと言われるものでおそらく1960-70年代のものと推察でき、思わぬ珍品のゲットに高揚してしまった。

SHUREの愉悦_b0163129_1863748.jpg
分解して、ユニットが活きていることを確認。溶解した?カールlコードは潔く破棄して、マイク外装を数週間かけてテレビをみながら?磨きに磨いた・・・
60年代のアメリカのプラスチック製品は、たとえばクルマのノブだったり、家電のつまみ、コダックのカメラ・・・硬質な中に人の肌を吸いつけるような独特の暖かい質感がある。
このシェアーを磨くと、わずかにこうした質感が感じられ、それは磨きが進むとさらに確かな質感として蘇ってきて、私はその質感の虜?になってしまった。

私がフェアで手にいれたのは、コリンズのPL-68マイクジャック、アルプスのエアバリコン、バニアーダイアルなどなど・・・古い部品にとどまるが、それのどれもが磨きこむことで、独特の質感が高まる。
フェアから数週間・・・私はこうした手入れが愉悦になっている。

マイクのカーバーの磨きがおわったところ・・・先は長いが決して急がない・・・
by web-mat | 2012-09-09 18:08 | おかいもの

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