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無線のシズルーJI1KZN

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イマドキの無線遊びはムード?無線ぽっさ、らしさ:無線のシズルが大事 JI1KZN/ひがしやまとFT620

宝物はいつも缶の中!Tuna-Tin 2の粋

幼少のころ、お煎餅などの缶や缶詰めの空容器の形や質感に惹かれて、捨てるのがしのびないと思ったことはないだろうかー宝モノはいつだって缶の中に入れていた・・・。そんなささやかな思いが起点になったのか、海の向こうでは、空缶に自作機を組むーといった一種の文化?があるようだ。ALTOIDS,ニベア缶・・・そしてツナ缶しかり・・・。
シンプルな構成の回路が、廃品の缶の中に組まれた送信機はアマチュアイズムを漂わせ、それを操り楽しむことに、無線遊びの粋を感じてしまう。

1976年のQSTで公開されたマグロ缶に組まれた通称Tuna-Tinオリジナル機。
あめ色の基板に同化したようなパーツ類がとてもよい雰囲気を漂わせる。COPA式と呼ばれる2ステージのシンプルな構成だ。
宝物はいつも缶の中!Tuna-Tin 2の粋_b0163129_0325599.jpg


VE7SL スティーブ・マクドナルド氏はツTuna-Tin 2:QRP機(400mmW)ので、WASを完成させたカナダ人として有名な方である。
http://members.shaw.ca/ve7sl/tuna.html
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そのTuna-Tin 2の現代版を手に入れることができた。
ただし半完成品。 プルトップの缶を開けるとパーツがでてくるという洒落は体験できないが、オリジナルにはかなわないけど、クリーム色の基板にメタルハットのトランジスター、手巻きコイルがとってもクールで思わず落札してしまった・・・
宝物はいつも缶の中!Tuna-Tin 2の粋_b0163129_0365973.jpg


そんなに送信機ばかりどうするの?と言われそうだが、リグが放つ個性はイマドキの無線遊びに欠かせないポイントだ。
クルマでいえば高級車とシンプルな大衆車は、機能差は歴然でもFun to Driveという領域になると答えは簡単ではないはず。 無線も送信機の個性を楽しむことが、この趣味の愉悦に繋がると私は思うのだが・・・
by web-mat | 2012-07-15 01:08 | 自作

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